bizarre love triangle
スタッフは発炎筒の炎を消火器を噴射
させて鎮火させた。

警備員は鼻血を流して苦痛に顔を
歪まている少年を立ち上がらせた。

そばに落ちている少年のショルダーバッグ
が開いて、中から赤い光線の元となった
レーザーポインター、その他には
登山ナイフ、催涙スプレーが散乱していた。

三十分後、浩は警察の事情徴収を終えて
控え室で着替えて廊下に出ると、恵美が
心配そうな顔で待っていた。
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