bizarre love triangle
浩は、初めて二者択一を迫られていた。

困難なことを先延ばしにしてきた付けが
ここに来て回ってきたこと知った浩は、
自分の愚かさを改めて知るのであった。

新千歳空港に着くと、出迎えは優衣一人
であった。

優衣は少し心配そうな顔だった。

「残念だったね。怪我とかないの?

大丈夫?」

「うん。コンテストに関しては一切問題
はないし、全て受け入れたけど・・・」

「何かあったの?」

浩が恵美の件を伝えると、優衣も複雑な
表情になった。

二人は無言で電車の駅で歩いた。

二人は電車に乗り、座席に座ると優衣は
言った。

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