bizarre love triangle
「そ、そうかな・・・」

テレビ画面では新作映画情報が流れて
いた。

「今度さ、これ見に行こうか?」

「うん。見たい!」

「あのさ・・・今まで、はっきり
させずに迷惑かけてごめんね。

俺・・・俺、優衣のことが好きだから。

本当に今まで不愉快な思いさせて、
ごめんね」

「ううん、いいの。

私も浩君が好き」

浩が優衣を見ると今回は了解のサイン
が出ていたので、優衣の肩を抱いて
浩は優衣に口付けをした。

恵美とした時はなんだか分からぬまま
自分の唇を奪われた感があったが、
今回は自分が主導であった為に浩は
優衣の唇の感覚を感じることが出来た。
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