bizarre love triangle
手 紙
翌週の週末、寮の食堂で優衣の作った
インスタントラーメンを二人で食べて
いると、玄関の郵便受けに郵便物が
落ちた音がした。

浩は箸を置くと、玄関へ行き郵便物を
掴んだ。

恵美から浩と優衣宛でそれぞれに
出された葉書であった。

浩はそれを持って、食堂に戻り優衣に
葉書を渡した。

「恵美ちゃんからの葉書だけど、
やっぱりすぐシュレッダーに
かけるんでしょ?」

「かけないわよ!

ちゃんと読むし、
大事に取っておくの!」

「本当かよ?」

浩はその場で自分宛の葉書を
読み始めた。
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