bizarre love triangle
小さく綺麗な文字で文面は
まだ続いていた。

『追伸になりますが、もし、もしですよ。

もし三年生になってもこちらで彼氏が
出来なかったら、大学は北海道の大学
に行こうかなあって考えています。

そうなったら、浩君、迷惑かな?

では、優衣ちゃんと仲良く楽しい
高校生活を送って下さいね。

恵美より』

優衣は何度も恵美の葉書
を読み直した。
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