bizarre love triangle
再 発
そこにはロングヘアーの二十代前半の
女性と中学生くらいの一瞬男子にも
見えるショートカットの少女が
立っていた。

どちらも目がぱっちりとして
誰もがそのルックスの良さを
認識出来るものであった。

長髪の女性の方が口を開いた。

「ごめんください」

「はい、なんでしょうか?」

優衣が浩の横に立って答えた。

「こちらの管理人か、大家さん
でしょうか?」

「いいえ、二人とも住人です」

「えっ、ここ女性専用の寮
じゃあ、ないんですか?」

浩はショートカットの美少女から
強烈な視線を浴びながら答えた。
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