bizarre love triangle
(一緒に練習するってことは、吉村君
とたくさん会話が出来るってことで、
ということは?

帰りは吉村君と一緒ということで、
そこで見つめられたりしたら、
どうしよう。

あっ、私。吉村君を好きに
なっちゃったのかな?

あの演奏を見るまで全くタイプでも
なんでもなかったのに。

どうしよう、すごく気になる、
吉村君を。

なんだろう、この感じ?)

恵美は徐々に顔が赤らんでいくことに
気が付き、顔を両手で隠すのであった。

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