bizarre love triangle
「すいませーん」

奥から、先ほど聞こえなかった物音が
してきた。

どうやら洗濯機の音のようであった。

そこへ一歩近づいた時であった。

『お風呂』と手書きのプレートが出て
いる部屋の手前のドアが急に開くと
中から人が出てきた。

「あっ!」

中から出てきたのは髪をピンで留め、
白のTシャツとパンツ姿の優衣であ
った。

「なんで、浩君がここにいるの?」
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