bizarre love triangle
いつもの馬鹿話しをする浩と違う雰囲気を
感じた優衣はなんとなく浩の次のセリフが
分かってしまい期待して待った。

そして優衣の瞳が輝いた瞬間だった。

「俺好きな人が出来たんだ。

優衣の知ってる人なんだ」

「・・・」

優衣は心臓に何かを刺されたかのような
衝撃が走った。

するとゆっくりと目に涙が溢れてきた。

(てっきり私に告白してくれると思って、
かなり期待してその言葉を待っていたの
に・・・)

「俺、小橋恵美ちゃんを好きに
なっちゃて・・・」

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