アンタに惚れるとか絶対ないんだから!!
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「秋ちゃーん、楓花ちゃーん。
休憩しませんかー?おやつあるよー?」
「お。もうそんな時間か。
結構勉強したな。」
「そうだねー!私痩せた気がする!」
「ふ。ばかじゃねーの。
ほら。いくぞ。」
あ、ばかだったか。ん?
松村が動かない。
「まつむらー?まつむらー?」
「…。」
「楓花ちゃん?」
「へっ!?なんで名前!?」
思い切り顔を上げる松村。
その顔は、真っ赤で…。
「…っ!!は、はやくいこう!」
「ふぅーん。なるほど。
てれてたわけね。可愛いとこあんじゃん。」
「うっせ!ばか。
おやつはやくたべよ!」
「はいはい。」
無性に口元がニヤつくのがわかった。
ー浅野 秋side終ー