アンタに惚れるとか絶対ないんだから!!
「友達ー?見えないじゃーん?
ねぇ、俺らと遊ぼーよ。」
「…っ、結構です!」
カラオケの時にアキくんが言ってたのを思い出す。一人で拘束するなんて、簡単なら…三人はどうなるの…。
また、中二の時みたいに…
ううん。大丈夫だよ。
だって、やっとアキくんとかと話すようになって、男子苦手なのなおってきたんだし。うん。
「あれー?こわくなっちゃったー?大丈夫だよー。俺ら怖くないからー。」
「…っ、戻りたいんで、手を離してくれませんか?」
「はあ?なんでだし。いみわからないな。」
「戻りたいから、手を離せって言ってるんです!」
「て、めぇ。おい、さっさと連れてくぞ。」
「や、やだ。」
気づくと周りに人はいなくて、アイス屋もナンパ野郎と話してるうちに
遠くなってしまったようで…。
「も、もう、や…」
諦めかけたその時、