アンタに惚れるとか絶対ないんだから!!






パシッ

「これ、俺の彼女なんですけど、」


少し息が上がってて、汗ばんでる肌でつかまれた。


「あ?なんだおめぇ。」


「だからー。俺の彼女にさわんなよ。」


一瞬で、ナンパ野郎がひるんだ隙に私の腕を引っ張り、掴まれてた腕は自由になった。

そして、いきおいよく、引っ張られたため、素直に体は浅野の胸に移動した。


「わっ。あ、さの。」


「そいつは俺に喧嘩売ってきたんだぞ。」


「へぇ。それはすみませんね。ほら、いくぞ。楓花。」


「へっ!?」


思わず顔が赤くなる。







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