アンタに惚れるとか絶対ないんだから!!
しまった!とおもってすぐ
教室のドアを見てみるけど…。
…アンリは、
見てないようだった。
「よかった…」 ボソッ
「なにが?」
「ん?別に、じゃあ、行くね!」
教室の外でアンリを待ちながら考える。
いつまで、
ビクビクして過ごしてなきゃいけないんだろう。
どうしたら、アンリのしっぽをつかめるかな。
どうしたら、松村を安心させることが出来るだろう。
わからない。何日かかるのかも、
もしかしたら、一年かかるのかもしれない
…それよりも先に…アイツに話しないと。
ー浅野 秋side終ー