アンタに惚れるとか絶対ないんだから!!







「そろそろ、自分に酔うのはやめた方がいいですよ?そのうち、痛い目に…」


はあ?なにいってんの。
いみわかんない。もう、気分悪。


「いみわかんない。そーゆとこがキモいんだよ。オタク。」


ハッとした時には遅く…。
やばい、私コイツを落とすんだった。


「あれ?落とすんじゃなかったんですか?」


「…し、しらないし!」



もう帰ろう。と思ったら、

家の前だったことに気づいた。



「また明日。」


口元だけ笑って帰っていった。

…もしかして、送ってくれた?

普通なことかもしれないけど、キモオタが?…ありえない。





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