男装ホスト★
「…ゆうき?」
私はドアの向こうにいた人物を見てビックリした。いや、正直びっくりしたどころではないかも…。私は完全にそのまま固まった。これは現実…?
「…朱鳥?なんでここに…」
と言うなやいなや、朱鳥は勢いよくゆうきに抱きついてきた。
「おっと!」
よろめきそうになって慌てて支える。腕の中で朱鳥は泣いていた。
「会いたかった…!!全然連絡しても返ってこないんだもん!!大学にも行ってないっていうし!!」