男装ホスト★

「…なんか慣れなくてスイマセン」

「…」


淳子はチラリとゆうきの方を見た。そしてグラスのお酒を飲み干した。

「…間違ってもそんなことはお客に言わないことね」


淳子はグラスを置いた。

「あなたは未熟であってもこの道のプロでもあるのだから」


…その言葉はとても説得力があった。

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