光の少女Ⅲ【合成獣編】
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「それで、何でこのメンバーなんだ?」
城の外、三組に分かれたあとのメンバーを見て、風夜が言う。
自国である風夜、空夜、風華が奪還に動くのは当然として、他には花音、光輝、凍矢、刹那、千歳、昴がいた。
「夜天達は、他国の皇子だからな。あまり他の国の内情で動くのはよくないだろ」
「そう言うお前はどうなんだ?」
「俺は、街の長だからな。夜天達よりは、自由がきく」
「・・・お前らは?」
光輝の答えに溜め息をつくと、風夜は凍矢と刹那を見た。
「俺達は、あいつらに頼まれたんだよ」
「あいつらって・・・?」
「琴音と美咲、星夢に決まってるだろ」
凍矢の言ったことに花音が首を傾げると、刹那がそう付け加える。
彼女達はその能力の特性からいっても、他の二ヶ所の方に回るのが妥当だった為、別行動になっていた。
風夜が今度は千歳と昴を見る。
「俺達は協力するって約束しただろ?」
「まぁ、仮にも軍人だからな。一番危険なところに入るのが普通だろ?」
「・・・とにかく、時間がないなら、ここでいつまでも話してる場合じゃないだろ。そろそろ行くぞ」
空夜が言って、一歩前に踏み出す。
それと同時に、まるで中に入れというように城の扉が音を立てて開いた。
「それで、何でこのメンバーなんだ?」
城の外、三組に分かれたあとのメンバーを見て、風夜が言う。
自国である風夜、空夜、風華が奪還に動くのは当然として、他には花音、光輝、凍矢、刹那、千歳、昴がいた。
「夜天達は、他国の皇子だからな。あまり他の国の内情で動くのはよくないだろ」
「そう言うお前はどうなんだ?」
「俺は、街の長だからな。夜天達よりは、自由がきく」
「・・・お前らは?」
光輝の答えに溜め息をつくと、風夜は凍矢と刹那を見た。
「俺達は、あいつらに頼まれたんだよ」
「あいつらって・・・?」
「琴音と美咲、星夢に決まってるだろ」
凍矢の言ったことに花音が首を傾げると、刹那がそう付け加える。
彼女達はその能力の特性からいっても、他の二ヶ所の方に回るのが妥当だった為、別行動になっていた。
風夜が今度は千歳と昴を見る。
「俺達は協力するって約束しただろ?」
「まぁ、仮にも軍人だからな。一番危険なところに入るのが普通だろ?」
「・・・とにかく、時間がないなら、ここでいつまでも話してる場合じゃないだろ。そろそろ行くぞ」
空夜が言って、一歩前に踏み出す。
それと同時に、まるで中に入れというように城の扉が音を立てて開いた。