光の少女Ⅲ【合成獣編】
4
「ふん。今度は何を始めるのかと思えば・・・」
068を撹乱するように動く朔耶達を、068は冷たい目で見る。
「ちょこまか、ちょこまかと、目障りだ!」
叫んで、068は朔耶達に向かって、攻撃し始める。
それでも、蒼牙が言っていたように、スピードでは彼等の方が上らしく、068の攻撃は彼等をかすることもなかった。
「このっ・・・」
幾ら撃っても当たらないことに苛つき、躍起になっているのか、風夜達を気にする様子はない。
「・・・行くぞ」
「ああ」
その時、準備が出来たのか、風夜と火焔の声がする。
先に動いたのは、火焔だった。
「はああっ!」
飛び上がり。068に向かって、火球を放つ。
それに気付いた朔耶達はその場から退いたが、気付くのが遅れた068には命中する。
「だから、無駄だと・・・!」
負った火傷を治そうとした068に、火焔は追撃をかける。
「治療する隙をつくらないつもりか?だが」
068はそう言うと、紙一重で避わした火焔の腕を掴み、彼を投げ飛ばすと、その間に傷を治してしまった。
「ふん。今度は何を始めるのかと思えば・・・」
068を撹乱するように動く朔耶達を、068は冷たい目で見る。
「ちょこまか、ちょこまかと、目障りだ!」
叫んで、068は朔耶達に向かって、攻撃し始める。
それでも、蒼牙が言っていたように、スピードでは彼等の方が上らしく、068の攻撃は彼等をかすることもなかった。
「このっ・・・」
幾ら撃っても当たらないことに苛つき、躍起になっているのか、風夜達を気にする様子はない。
「・・・行くぞ」
「ああ」
その時、準備が出来たのか、風夜と火焔の声がする。
先に動いたのは、火焔だった。
「はああっ!」
飛び上がり。068に向かって、火球を放つ。
それに気付いた朔耶達はその場から退いたが、気付くのが遅れた068には命中する。
「だから、無駄だと・・・!」
負った火傷を治そうとした068に、火焔は追撃をかける。
「治療する隙をつくらないつもりか?だが」
068はそう言うと、紙一重で避わした火焔の腕を掴み、彼を投げ飛ばすと、その間に傷を治してしまった。