光の少女Ⅲ【合成獣編】
第8章 最強の合成獣
1
ドオオンッ
「!?」
水蓮達が戻ってきてから二日。
朝もまだ早い時間に聞こえてきた爆発音に、花音は飛び起きる。
周りを見ると、誰もが今の音で目を覚ましたようだった。
「何?今の音?」
「森の入口の方だ。・・・行くぞ」
「う、うん」
駆け出した風夜を追い掛けるように、花音も走り出す。
森の入口まで来ると、花音達に気付いた男がニヤリと笑った。
笑っている男の首には、今まで対峙してきた時にはなかった水色、茶、赤、紫、透明の珠がついた首飾りがある。
「その首飾りは・・・」
「これか?これはな・・・」
男が言ったかと思うと、その首飾りにあった透明の珠が光る。
咄嗟に反応した風夜が放った風の刃を相殺したのは、同じ風の刃だった。
「何っ!?」
「ふ、驚くのは、まだ早いぞ」
言葉が終わると同時に、首飾りの珠が次々と光りだす。
それに合わせて、水や火の弾が飛んできたり、地が割れ、陰が伸びてきたりした。
ドオオンッ
「!?」
水蓮達が戻ってきてから二日。
朝もまだ早い時間に聞こえてきた爆発音に、花音は飛び起きる。
周りを見ると、誰もが今の音で目を覚ましたようだった。
「何?今の音?」
「森の入口の方だ。・・・行くぞ」
「う、うん」
駆け出した風夜を追い掛けるように、花音も走り出す。
森の入口まで来ると、花音達に気付いた男がニヤリと笑った。
笑っている男の首には、今まで対峙してきた時にはなかった水色、茶、赤、紫、透明の珠がついた首飾りがある。
「その首飾りは・・・」
「これか?これはな・・・」
男が言ったかと思うと、その首飾りにあった透明の珠が光る。
咄嗟に反応した風夜が放った風の刃を相殺したのは、同じ風の刃だった。
「何っ!?」
「ふ、驚くのは、まだ早いぞ」
言葉が終わると同時に、首飾りの珠が次々と光りだす。
それに合わせて、水や火の弾が飛んできたり、地が割れ、陰が伸びてきたりした。