私にとっては奪うことが全てで奪われるなんて考えられないわけで。
白いバスタブに湯をはり、つかりながらぼーっと無心になっていた。
今日からここで暮らすんだと思うと想像もつかなかった。
大きめの花柄のシーツ。
1人なのにおっきなベッド。
目がさめると空が横で丸まっていた。
頭をなでると空はおきて目を薄めた。
空のゴハンと自分にまたリンゴをきってリビングへいくも空はゴハンを食べないでリンゴをほしがった。
キラキラした目で見つめられたら厳しくすることなんてできなかった。