可憐な年下オオカミの飼い方

耳に触れていた手が頬から顎へきて、口がだらし無く開いてしまう。




んっんんん…





手を伸ばしてフワフワした髪を撫で、首の後ろへ手を回す。







可愛い顔が見えない暗闇のキスは、完全にオオカミだ。





キスが唇から首元へ降りてきて、



大きい手で胸をそっと撫でられる。






『香澄さん、いい?』





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