可憐な年下オオカミの飼い方
しつけ
イタッ!
顔に何かがぶつかった痛みで目が覚める。
なっっ!!?
何でここで寝てるの!?
ぶつかったのは、寝返りをうったウサの腕だった。
『おはよっ香澄さん♡』
とびっきりの笑顔で抱きついて甘えてくる。
『ベッドはダメって言ったでしょ!』
『だってぇ、ソファーは狭いし寒いんだもん…』
ぐ…
口を尖らせて、そんな可愛いこと言ったって…