元姫は記憶を消したⅠ




美「だからね?大丈夫なの!」

郁「わかった。宜しくお願いします。」




あれ?何で、敬語なんですか?

まぁ、ほっとこう。



美「今まで通りでいいよ反対に気になるから」



皆は分かったって言った。




美「信じてるからね?皆の事をもう一度。」

真「美生…」



信じるって決めたんだ


何も怖がる事なんて無かったのに。

何に私は怯えていたんだろう…笑えるよね





守「おい、お前ら美生を泣かすなよ。」

瞬「そうですよ。泣かしたらタダじゃ済みませんよ」

空・海「そーだそーだ!」




ハハハ、皆とは離れる訳ないのにね。

面白い。中々の良い組み合わせだと私は思うよ。







この楽しい毎日が続くといいのになぁ…








美「ありがとう、皆。…ごめんね……」









私はそっと皆に聞こえない程度にそう言った。





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