元姫は記憶を消したⅠ
あれから、瑠香ちゃんと少し仲良くなれた。
だけど、そう思っていたのは、私だけ。
瑠「ねぇ〜美生ちゃん。」
美「んー。何かな。瑠香ちゃん。」
次の一言にびっくりした。
瑠「あんた、邪魔。」
えっ、さっきの言ったのは瑠香ちゃん?
美「る・・・瑠香ちゃん?どうしたの?」
瑠「気安くさぁ~、名前で呼ばないでくれない?」
あの時と全く違う。瑠香ちゃんって多重人格?
瑠「あのさ~、あんた消えてくんない。」
消える?誰が・・・私が
美「は・・・え?何で?」
瑠「邪魔だから。あと星覇はあたしの物よ。」
イラッ
私はイラッときた
理由は星覇を物扱いするから。
美「星覇は物じゃないよ。」
瑠「別にいいじゃーん、暴走族とか地位しか興味ないの」
樹君の言ってることが分かった気がする
確かに私も嫌いかも。
瑠「あんたをここからいなくさせてあげる。」
ここからいなくさせ・・る?
美「どうして?」
瑠「はぁー。何回も言わせないでよぉ~。邪魔だから。姫も2人はいらない。見ときなさい明日あんたをここからいなくさせてあげるからねぇ。楽しみにしててねぇ★」