元姫は記憶を消したⅠ
美生side


家に着いた。

家を出る準備をしよう。

普通のカバンにしとこうかな。

理由はあんまり、目立たないため

私の貯金とお年玉。

あっ、保険証ももっとこう。

服はお金で買えばいいよね。

これで、十分かな?

真生にぃに一応、帰ってきた時になんか、書いて置こうかな。

長くなく、一言でいっか

明日の朝に出よう。













そして、朝になった。


これで、私はこの町からいなくなる。

行方不明かな?

まっ、探さないと思うけど。

そろそろ、行こうかなぁ。

私はポストに家の鍵をいれた。

親戚には一応、言ってある。

心配され無かったけどね(笑)

心残りは無い。自分で決めたことだから

私、強くなりたい

自分で立ち向かえる人になれるかな?

まぁ、私はこんなビビリだからなれないかも。

星覇の皆も最後くらい信じて欲しかった。

私の頬に雫が出てきた。

次々と出てきた。

行こう。

私はそう思いながら歩いた





















キッキィーーーーー!!!!!




私は思いもしなかった。






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