元姫は記憶を消したⅠ
 

あった。

理事長室

まぁ、とにかく入るか

コンコンッ

理「どうぞ。」

中から声がした。

どうぞって言ったから入っていいよね

入ったのはいいのに、理事長は本を読んでる。
自覚あるのか、この理事長!

美「はぁー、今日から転校してきた神崎美生です。」

名前を言ったとたんに理事長は顔をあげた

顔をあげた理事長の表情は驚いた顔をしていた

理「お、お前帰ってきたのか?!」

んっ?

帰ってきたってどういうことかな

美「何のことですか?私ここに来たのは初めてなんですけど
人違いじゃありませんか?ひどいですね。理事長さん」

それを言ったら又もや驚いた顔をした。

一体、何???

私は首をかしげた

理「(コイツ、覚えてないのか?俺の気のせいか?真生に似てるけど…いっか)
すまんな。クラスはSだ。」

S?変なクラスだなぁ

美「Sとかは何か特別何ですか?」

私は一応きいた

聞いたってクラスは変わらないからさ

理「運動神経抜群、頭脳明晰、容姿端麗あとは…暴走族の幹部以上だな
まぁ、ここには星覇がいる。んでお前は頭脳で入ってもらう」 

星覇ってどっかで聞いたことのあるような……

まっ、いっか。

美「分かりました。」

理「先生は呼んであるからそろそろくるだろう。」

何時、呼びだしたんだろう

気にしなとこうかな

ガチャッ

あっ、先生来たのかな?

私は振り返った

美「今日からお世話になります。神崎美生です。」

そしたら、この先生も驚いた表情をした

どいつもこいつ一体何?!

先「神崎美生ッてあの?」

あの、神崎美生が分からない。

第一に私ここにきたのは初めて!!

あぁ~、イライラする

美「…一体、何ですか。私はここに来たのは初めてです。」

イライラしながら言った

転校しなければよかった

先「まぁーついて来い。」


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