孤独総長×全国三位の暴走族【完】



深呼吸をして息を整えているとカチャ…と音がした。




それは拳銃。






この倒れている雑魚たちは刃物や鉄の棒を持っていた。










凪「コイツらよりタチ悪い」








闇「ありがとう」





凪「こんな事しても過去は取り戻せないのに…」







父さん母さんは戻ってこないのに。






浅見がしてる事は全て自己満足。






闇「知ってるよ、こんな事をしても何もならない事に。この目を見てよ。どう?俺の目。」







クククと笑いながら私を見る。







光がなく、何も映ってない瞳孔。







闇そのもの、と言えば正確なのだろうか。







闇「もう止められない。お前に復讐するためにここまで来たんだから。」







銃口は私の脳天に向けられ、浅見が撃てば私は即死だろう。
























< 156 / 211 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop