孤独総長×全国三位の暴走族【完】
深呼吸をして息を整えているとカチャ…と音がした。
それは拳銃。
この倒れている雑魚たちは刃物や鉄の棒を持っていた。
凪「コイツらよりタチ悪い」
闇「ありがとう」
凪「こんな事しても過去は取り戻せないのに…」
父さん母さんは戻ってこないのに。
浅見がしてる事は全て自己満足。
闇「知ってるよ、こんな事をしても何もならない事に。この目を見てよ。どう?俺の目。」
クククと笑いながら私を見る。
光がなく、何も映ってない瞳孔。
闇そのもの、と言えば正確なのだろうか。
闇「もう止められない。お前に復讐するためにここまで来たんだから。」
銃口は私の脳天に向けられ、浅見が撃てば私は即死だろう。