君だから〜たった一人の君〜

「あ?誰に向かっていってんねん」


「アンタしかおらんやろ」


ふんっ、と鼻で笑って挑発する。


亜鶴弥と大輝は少しハラハラしながら見守っている。


「えぇよ。ついてったる」


その挑発にのった、というようににやりと笑う。


「ただし…俺のより不味かったらどうなるかわかっとるやろうな?」


「そっちこそ」


喧嘩腰な2人を引き連れて、4人はお好み焼き屋に向かった…。







「「どうや?!」」


どん!!と2つの皿が亜鶴弥と大輝の前に出される。

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