君だから〜たった一人の君〜

見てわかるくらい膨らんでいる大輝のお腹。


細身なのに亮の分まで食べた大輝。


おかげで残さず食べきったお好み焼き。


「さぁーて…ゲーセンでも行くか?!」


「ごめん!ウチ帰るわぁ」


「「えぇ?!なんで〜!?」」


「ごめんねー!じゃっ」


亜鶴弥に向かってウインクする。


「上 手 く や れ よ !」と口パクで伝える。


真っ赤になりながらもしっかりと頷く。


隣にいる大輝は気付いていないようだけれど。



< 31 / 210 >

この作品をシェア

pagetop