あの日失くした星空に、君を映して。


「怖かったな」


ポンポンと背中を優しくさすられて、だんだんと落ち着いていく。


「鏡華」


言葉は少ないけれど、深影のぬくもりはとてもあたたかい。


だんだんと抱きしめられていることを意識してしまって、胸が高鳴りだす。


好きが溢れてしまいそうだった。


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