ある本当の物語.【実話】
第二章
ヨセフ と マリア
マリア side
「じゃあな、マリアまた明日。クッキー
美味しかったよ、また作ってな。」
「喜んでくれて嬉しいわ。また明日ね。」
私は彼と別れて家に戻った。
ここはガリラヤ地方のナザレって呼ぶ村。
私はマリア、貴族の娘でもなんでもない、 普通の少女。
そして今 別れた彼とは、親たちが決めた
いいなずけのヨセフ。
私たち、恥ずかしながら 近いうち
結婚する予定なの。
ヨセフとは小さい頃からの知り合いで、
毎日合っているから、結婚してもあまり
変わらないだろうな...
変わるとしたら家族が増えることくらいかな。。。っって。。。
なんて事考えているの私!!!
恥ずかしくなった私は、夕飯のメニューを考えながら家に帰った。