ある本当の物語.【実話】
「マ、マリア??? いつからそこに居たんだ?」
「え?...さっき帰ってきたんだよ。
そしたらヨセフを見かけて...どんな彼女と付き合いだしたのかな~って思って見に来たの。」
「は? 彼女?? 何のこと言ってんだ?」
私はとんでもない誤解をしたらしく、恥ずかしくなり、
「な..何でもないわ。こっちの話。
あ~ 疲れたな~隣、座ってもいい?」
「?...いいけど...」
私は許可をもらい、重たい荷物を下ろしてヨセフの隣に座った。
そして5分くらい誰も何も喋らなかった沈黙をヨセフが崩した。