真逆の恋
真逆
*結愛side*

久良木結愛《きゅうらぎ ゆあ》

高校1年生。

私は大人しいタイプだと思う。

男子とはあまり関わりがない。

でも、よく呼び出される。なんでだろう。

そんな呼び出しには、行ったことがない。

なぜなら、葵《あおい》がとめるから。

葵は小学校からずっと一緒だから、よく分かってくれている。

「結愛、なにその手紙。」

「あっ、これ机の上においてあったのー。
昼休み屋上きてだって。誰かな…」

「いかなくていいからねそれ。」

「はぁーい。」

葵のゆうことは絶対だもんな。

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