真逆の恋
*瑞輝side*

あっ、ゆあちゃんはっけーん。

俺やばいかも。

「ゆあちゃん!」

隣にあの保護者いるけど気にしない気にしない。

でもやっぱり、あの保護者が出てきた。

「ねえ、結愛になんなの?
昨日他の女と一緒に帰ってたでしょ?
それでいいんじゃないの、なんで結愛に…」

あちゃー、見られてた感じか。

ゆあちゃんはうつむいてなにもゆわない。

「ごめん…。でも本気だから。」

「そんなことよくゆえるわね。
…いくよ、結愛。」

ゆあちゃんは保護者についていく。

あーあ、どうしようーー。

教室にもどる。

すると雰囲気かわるよね

俺が教室にいることなんて珍しいもんな。

いつも女とさぼってるから。

でも今日は違う…

記憶が曖昧な自分の席を探してそこに座る。

先生が教室にはいってきた。

「HRはじめるぞー……ってお前…。」

「……おはようございます。」

先生はもちろんクラスメイトもびっくりしてる。

俺も自分がなにしてるか分からない。
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