真逆の恋
*瑞輝side*

俺は松藤瑞輝《まつふじ みずき》

高校1年。

女っぽい名前だけど、

顔は男前。自分でゆうことじゃないか。

でも告白なんて当たり前だし、常にだれか女がついてくる。

そりゃそう思うしかないでしょ。

｢ねえみずきー。保健室いこー？｣

莉奈が腕に絡んでゆってくる。

莉奈《りな》はいっぱいいる女の中で一緒にいる時間が1番長い女だ。

一緒にいるってゆっても、勝手についてくるんだが。

保健室いこってことは、ヤろうってこと。

まあ言い方があれだけど。

よくゆうと愛し合うってとこ？

でも愛なんてない。ただ女が求めてくる。

それに答えて返す。

すると女は喜ぶ。俺も気持ちいい。

なにも悪いとこはない。いいことだらけ。

保健室は新校舎と旧校舎2つあるから、新校舎の方にみんないく。先生も。

だから旧校舎の保健室は無放置帯。

そんなに汚くもないし。充分使える。

そして今日も旧校舎の保健室に莉奈と消えていく。

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