キミと一緒
プチ引っ越し
「………へ??今なんて言ったの?」
時は過ぎ、この街に引っ越してきてはや11年がたち
私と慧人は15歳になっていた
いつものように、蜜橋家と桜木家と合同で食事をしていた
「今日は美羽と慧人君の中学卒業!!ついでに言うと義務教育の卒業!」
慧人のお母さんの手作り料理を食べていると、急にお父さんが立ち上がって喋りだした
「美羽も慧人君も今年で高校生……、月日というのは本当に早いもので……」
うっ、と少し泣きが入ってきたお父さんに慧人ママがハンカチを差し出す
「…………いや、その最初に何て言ったの……」
私は予測はしていながらも、お父さんに尋ねた
「美羽!慧人君!僕達…蜜橋拓也と桜木舞子さんは、この節目に結婚します!!」
「まままままままままじか~~い!!」
「……………」
私の驚きに対して、慧人は平然とした顔で
おめでと、と一言返した
「ありがとう!ありがとう慧人君!!」
お父さんは泣きながら慧人の手を握りしめ、そう叫んだ
慧人はニッコリ笑ってる
……いや、うん。3年前から付き合ってたのは知ってたけどさ
いきなり結婚だもん!
驚くよ、私はっ!!
時は過ぎ、この街に引っ越してきてはや11年がたち
私と慧人は15歳になっていた
いつものように、蜜橋家と桜木家と合同で食事をしていた
「今日は美羽と慧人君の中学卒業!!ついでに言うと義務教育の卒業!」
慧人のお母さんの手作り料理を食べていると、急にお父さんが立ち上がって喋りだした
「美羽も慧人君も今年で高校生……、月日というのは本当に早いもので……」
うっ、と少し泣きが入ってきたお父さんに慧人ママがハンカチを差し出す
「…………いや、その最初に何て言ったの……」
私は予測はしていながらも、お父さんに尋ねた
「美羽!慧人君!僕達…蜜橋拓也と桜木舞子さんは、この節目に結婚します!!」
「まままままままままじか~~い!!」
「……………」
私の驚きに対して、慧人は平然とした顔で
おめでと、と一言返した
「ありがとう!ありがとう慧人君!!」
お父さんは泣きながら慧人の手を握りしめ、そう叫んだ
慧人はニッコリ笑ってる
……いや、うん。3年前から付き合ってたのは知ってたけどさ
いきなり結婚だもん!
驚くよ、私はっ!!