ココロはいつもキミのそばに。
「さっき、エリに告白されたんだ。」
『私は、やっぱり蒼太が好きっ!!』
『そんな事言われたって困るし……。』
『お願い、私を見てよ!
もう、お姉ちゃんは死んだんだよ!
いい加減忘れなよ……。』
『俺はもう前を向いてる!』
さっきは、こういうやり取りだったんだ。
「本当にもう、エナの事は思い出にしたんだ。
俺は、山城さんを好きになったから……。」
五十嵐くんの表情から真剣さが伝わってきて、思わずドキッとしてしまった。
「本当に、ごめんね……。」
こうして想いを伝えてくれる五十嵐くんの気持ちに応えられなくて、本当に申し訳なくなってしまう。
五十嵐くんが良い人なのは十分分かってるのに、やっぱりミズキしか見れない自分がいる。
こんな私を好きでいてくれるなんて、本当に不思議だよ………。
「もう夜遅いし、寝たほうが良いよ。
山城さん、おやすみ。」
「………うん。」
複雑な気分のまま部屋に戻った。
『私は、やっぱり蒼太が好きっ!!』
『そんな事言われたって困るし……。』
『お願い、私を見てよ!
もう、お姉ちゃんは死んだんだよ!
いい加減忘れなよ……。』
『俺はもう前を向いてる!』
さっきは、こういうやり取りだったんだ。
「本当にもう、エナの事は思い出にしたんだ。
俺は、山城さんを好きになったから……。」
五十嵐くんの表情から真剣さが伝わってきて、思わずドキッとしてしまった。
「本当に、ごめんね……。」
こうして想いを伝えてくれる五十嵐くんの気持ちに応えられなくて、本当に申し訳なくなってしまう。
五十嵐くんが良い人なのは十分分かってるのに、やっぱりミズキしか見れない自分がいる。
こんな私を好きでいてくれるなんて、本当に不思議だよ………。
「もう夜遅いし、寝たほうが良いよ。
山城さん、おやすみ。」
「………うん。」
複雑な気分のまま部屋に戻った。