ココロはいつもキミのそばに。
あぁ、さっきゴリセンが変なこと言うから、なんか意識しちゃうじゃん。


なぜか頬が熱を持ち、心臓がバクバクと音をたてる。


お、落ち着いたら声かけよう。


でも、ミズキはただの幼なじみだよね?


きっとミズキだって私をそんな風には見てないもんね。


「ミズキ……?

お待たせ。」


「んっ……。」


ドキッ……。


なんでドキッて……?


「あ、アヤカ?

お説教終わったの?」


「う、うん……。」


「じゃ、帰ろうぜ!」


その後の帰り道もなぜだか緊張しちゃって、ミズキの言葉にもそっけない返事しか出来なかった。
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