ココロはいつもキミのそばに。
まさか参加させてもらえるなんて。


急いで隣の部屋に入ると、3年生のマネージャーと思われる2人が着替えていた。


「あのっ、朝練に参加させていただける事になりました!

1年のマネージャーの山城彩夏です。」


「あら、1年生?

私は3年の平野 真希 hirano maki よ。

下の名前で呼んで♪」


「同じく3年の菊池 麻帆 kikuti maho。

私も下の名前希望ー!」


2人とも優しそうな先輩で良かった。


「真希先輩、麻帆先輩。

よろしくお願いします!」


そして着替えて3人でグラウンドに向かうと、もう準備体操していた。


「よし、じゃあレギュラーとABCで分かれて練習!

瑞希はとりあえずCで!」


『はい!』


ミズキ、もう”瑞希”なんて呼ばれてる。


なじむの早いなぁ。


「彩ちゃん!

じゃあマネージャーの仕事、教えるね。」


「お願いします!」
< 30 / 115 >

この作品をシェア

pagetop