ココロはいつもキミのそばに。
そして消毒を終え、ベッドに座ったとき、ふとサキがまだ保健室に来ていない事に気づいた。
あ、もしかしたら、あの時。
先輩に突き飛ばされた時に足を挫いたのかも。
「五十嵐くん!
サキが……足を挫いちゃったかもしれない!
悪いんだけど……ちょっと見て来てもらえないかな?」
「わかった!」
お願いすると、すぐに走って行ってくれた。
その間、先生に何があったのか聞かれたので、経緯を詳しく話した。
その途中で五十嵐くんがサキをお姫様抱っこして戻ってきて、サキも説明を加えながら五十嵐くんも話を聞いていた。
「そういう事だったのね……。」
「ひでぇな……。
俺、ちょうど体育館にいる先生に用があってたまたま通りかかったら山城さんが殴られてて、めっちゃ焦った……。」
一通り説明し終えると、2人はつぶやいた。
でも、そんな事より………
「サキ、足、大丈夫なの!?」
「ちょっと見せてみて。」
そう先生に言われてサキが右のハイソックスをめくると、真っ赤に腫れ上がっていた。
「あー、これは捻挫してるわね。
病院に行かないと……。
山城さんも、病院にみてもらわないとダメね。
酷い傷だから。」
あ、もしかしたら、あの時。
先輩に突き飛ばされた時に足を挫いたのかも。
「五十嵐くん!
サキが……足を挫いちゃったかもしれない!
悪いんだけど……ちょっと見て来てもらえないかな?」
「わかった!」
お願いすると、すぐに走って行ってくれた。
その間、先生に何があったのか聞かれたので、経緯を詳しく話した。
その途中で五十嵐くんがサキをお姫様抱っこして戻ってきて、サキも説明を加えながら五十嵐くんも話を聞いていた。
「そういう事だったのね……。」
「ひでぇな……。
俺、ちょうど体育館にいる先生に用があってたまたま通りかかったら山城さんが殴られてて、めっちゃ焦った……。」
一通り説明し終えると、2人はつぶやいた。
でも、そんな事より………
「サキ、足、大丈夫なの!?」
「ちょっと見せてみて。」
そう先生に言われてサキが右のハイソックスをめくると、真っ赤に腫れ上がっていた。
「あー、これは捻挫してるわね。
病院に行かないと……。
山城さんも、病院にみてもらわないとダメね。
酷い傷だから。」