ココロはいつもキミのそばに。
ミズキ……。


その顔は、反則だよ………っ!!


そんな顔されたら、期待しちゃうよ……?


ミズキは、私のこと好きなの?


その答えを知りたい気持ちが3割、答えを知るのが怖い気持ちが7割。


5割5割にもならない自分が、もどかしい。


なにかきっかけがあればなぁ。


でも、きっかけなんて本当にきっかけに過ぎないんだから、それをどう利用するかは自分次第。





ねえ、ミズキ。


私をいつも助けてくれるのも、私をこんなにダメにするのも。


後にも先にも、キミだけ。





「アヤカ。」


ミズキに抱きしめられたまま、名前を呼ばれた。




「………………………。」




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