ココロはいつもキミのそばに。




「俺さ………。

ずっと前から……。

ずっと前からアヤカの事が、好きだったんだ。

アヤカが俺を恋愛対象に見ていない事も、分かってる。

だけど、アヤカがどんどん可愛くなるから………。

俺、もう我慢できねぇよ………。」




ミズキは、一気に言って下を向いた。


私は………。


嬉しすぎて、すぐには言葉が出なかった。


というか、まだ信じられなかった。


私………ミズキに、告白された……?


やっとその事実を認識した時、視界が一気ににじんで、涙がぶわぁっと溢れ出した。


嬉しすぎるよ、こんなの。


本当に?本当に告白された?


まだちょっと信じられないよ。


一度溢れた涙は、止まることを知らない。




神様、ありがとう………!






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