ココロはいつもキミのそばに。
「ごめん………。

泣くほど嫌だった………?」


何も言わずに泣き続ける私を見て、ミズキはそう言った。


「違う………!

嬉しかったの!

………私も、ミズキが好きだよ………!!」


言えた、私の気持ち。


夢じゃないよね?


本当に、幸せすぎるよ………!


「マジ……で??」


今度は、ミズキの目に涙が浮かんだ。


始めて見た。ミズキが泣いてるの。


「じゃあ、言ってもいいか?」


「あたりまえ。」


両想いなんだから。


「アヤカ。

俺と、付き合ってください。」


「はい……!」


付き合えるんだ、ミズキと。





< 96 / 115 >

この作品をシェア

pagetop