透明ガール
横に立ったそいつは無邪気に笑った。



すでに着替えを済ませたようで、スーツ姿になっている。



男子は持っている人はスーツを着ることになっているのだ。



「お前も着替えないと。女子帰ってくるぞ?それに俺たちは客寄せなんだからなー」



「自分で言うか?それ」



思わず苦笑が漏れる。


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