【中編】私はあなたを好きになる!?
「ご無沙汰しております。お元気そうでなによりです。」
と、笑顔で挨拶をする星弥さん。
何ですか、その天使のような笑顔は…
「あ!娘の舞架よ。」
と、私を紹介するお母さん。
「こんにちは。舞架ちゃん。」
開いた口が塞がらないとか、こういうことを言うのだろうか。
びっくりしすぎて何も言えず、口だけがポカーンと開いている。
そんな私にお母さんが、
「ほら、舞架。挨拶しなさい?」
と、言った。
「こ…こんにちは…」
こんにちは、じゃないよ…