【中編】私はあなたを好きになる!?




「ただいま。」




少しすると星弥さんが帰ってきた。




「お帰りなさい。早かったね?」




21:00って言ってたのに。




そう玄関まで行って言ったら、





―チャリンッ





星弥さんは固まって鍵を落とした。




「星弥さん…?」




そう言って近くまで行って顔を覗くように見ると、




「きゃっ」




視界が星弥さんの手によって遮られた。




「せ、星弥さん…?」




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