【中編】私はあなたを好きになる!?
「へ、変態ーーーーー!!!」
そう言って思いっきり星弥さんの足を蹴った。
「いって…っ」
「自業自得!!ふざけるな!!」
そう睨み付けて言った。
「はぁ…男はみんな変態なの。っていうかさ、敬語になったりタメになったり鬱陶しいからタメにして。あと“さん”もいらない。」
完全に戦闘体勢な私に、
「ほら、呼んでみ?」
と、言った。
「せ…せ…」
正直、男の人に慣れてない私にとっては呼び捨ては恥ずかしいもので…
「ふ…っ、恥ずかしがってる。かーわい…っ」
と、笑うやつに
「せ、星弥のばかーーーーー!!!!!」
と、叫んだ。
ドキドキの日々はまだこれからです。