【中編】私はあなたを好きになる!?
そして2週間が経った。
「舞架!カフェに寄って帰ろうよ!!」
「うん!」
全てを知ってる美香は、親友だからか私の気持ちをわかってくれる。
まだ…
まだ、星弥を好きなこと…
忘れられない恋だなんて、初めてだよ。
学校を出た時、一瞬、美香が止まった。
「…?」
「あ、ごめん。なんでもない。」
不思議に思いながらも校門を出た瞬間。
―グイッ
「きゃっ…!」
いきなり誰かに手を捕まれた。