【中編】私はあなたを好きになる!?
そして、一緒に住んでいたアパートに来た。
「いない…?」
中に入ると、星弥はいなかった。
私は真綾さんを見上げた。
すると、真綾さんはポンッと頭を撫で、
「大丈夫。まだ仕事だったわ。」
と、言ってくれた。
待ってる間も、ドキドキが止まらなかった。
会ったらまず何を話せば良いのだろう…
時間が経つにつれて、ドキドキも増していった。
―ガチャッ
予告もなしに開いた扉に、心臓が大きく音をたてた。