【中編】私はあなたを好きになる!?
「どうしたんですか?」
そう聞くと、女の子が振り返った。
「ま…迷子になっちゃって…」
そう顔をして赤くして俯いた。
「案内しますよ。どこに行きたいの?」
そして俺らは目的地を目指した。
「引っ越してきたの?」
「いえ…あまりここら辺に来ないので…」
「用事とか…」
「えっと…」
何て答えたら良いか迷ってる姿に“?”マークが浮かんだ時、
「あ!さっきのお姉さん!」
と、年をとったおばさんが話しかけてきた。